ペット肖像画

僕は、模写以外にペットの肖像画を描いている。

よくご注文いただくのは、今のかわいい姿を絵画にして飾りたいというものですが、
先日、なくなったワンちゃんの絵画を描いてほしいというご注文をいただきました。

正直にいうと、そんな大事なお写真をお借りすることも、
また、大事な思い出を僕が形に残すということも不安でした。

僕は、今現在、ペットは飼ってません。
小学生のころ、学校からもらってきたウサギが、死んでしまったことがあった。
それ以来、ペットの死と向き合う勇気がなくて、飼うことができなかった。

そんな思いから・・・、ペットの死のつらさを知っているから、
飼い主様のつらさもわかってしまう。

でも、ここで思い出を今、絵画に残す理由が飼い主様にあるのなら、
僕がそれで役にたてるなら、がんばって最高の絵画を描いてみようと思い筆を握った。

結果、営業スタッフのほうに、大変お喜びのメールを頂戴し、僕もほっとしている。
いつもなら、うれしいと思うのだが、今回は安心したのだ。

実は、何度も何度も書き直した。
優しい目をしていたワンちゃんをそのまま表現したくて・・。

本当に喜んでもらってよかった。
僕も近いうちに何か、ペットを飼ってみようかと思った。

これは、サンプルで描いた絵画なので、違うわんこですが、
もし、ペットの肖像画にご興味ある方は、僕のサイトへアクセスしてください。

ペット肖像画
→ペット肖像画(絵画販売ドットコム)

モディリアーニ展(国立国際美術館)

最近、ご無沙汰にしてしまいすみません・・・。

先日、ようやく休暇がとれ、大阪のモディリアーニ展に行ってきました。
大阪の中の島にある国立国際美術館。

ここの美術館は時々、行くけど、ものすごくキレイ。
人は、少し多かったけど、比較的ゆっくりみれたと思う。

いつも、絵画展にでかけると、打ちのめされる。

やっぱり、本物の絵画は、すごい。
ぞっとするくらい書き込まれていて、独特のオーラーがある。

僕は、真似して描かせてもらってるけど、絶対に勝てない。

一番、印象に残った絵画は、1枚のキャンバスに裏表を使って描いていた絵。
今の時代、日本ではそんな描き方をしている画家はいないだろうけど、
モディリアーニはあまりにも貧乏だったから、
そして、あまりにも、絵が好きだったから、そのような使い方をしたのであろう。

でも、その気持ちは、よくわかる。
描きたい気持ちを抑えることができずに、苦痛の選択だったのだろう。

額縁にいれられて壁に飾られることを望んでいる画家にとって、
人の目に触れない場所に描くはずがない。

僕もやっぱり見てもらいたいもんな。

そこまでして、絵を描き続けたモディリアーニが、やっぱりすきだ。
変わり者とかいろいろ言われているみたいだけど、深い色みをつかった、独特の色合い。
モディリアーニの絵は、僕に秋の訪れを感じさせる。

絵を見て、また、モディリアーニを描きたくなった。
モディリアーニ作品は、縦長・横長なので、ぜひ原寸大を飾ってもらいたいものです。

お土産さんでみた、モディリアーニ絵画のコピー作品が、とっても高いのでびっくりしました。
場所代かな?

もし、よければ僕の店舗で買ってくれれば、かなりお買い得ですよ(笑)
ここに掲載してない絵は、お問い合わせいただければ、描きますので!

→絵画販売ドットコム(モディリアーニ)

ルイ・ヴィトンの絵画

僕の得意絵画のひとつにブランド品絵画がある。
ちょっとしたきっかけで、描くようになったのだけど・・・


1年ほど前、親しい友人から、電話があった。
「ルイ・ヴィトンの絵画って描けない?」

彼女の「誕生日の贈り物」として、贈りたいということだった。
「一流ブランド品の静物画...。」

ちょっと驚いたが、もちろん引き受けました。

確かに、ブランドバックを購入したら、10数万〜だろう。
それが、絵画だったら、数分の1でできる。そんなたくらみだったのだろう。

ところで元来「ブランド品に縁のない僕」、「ルイ・ヴィトンさんって、どんな人物なのだろうか。」
ということが気になったので、調べてみた。

皆さんよく知ってると思うのだけど、当時の僕は、まったくブランドに疎かった。

ルイ・ヴィトンさんは男である。
彼は、14歳のとき養母とケンカしたのち家出。
2年間、働きながら旅の終着駅パリにたどり着く。

少年ルイくんは、荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとなり、働き始める。
のちにカプシーヌ通り4番地に世界最初の旅行鞄のアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立。

14歳で家出かぁ...。中学二年生で独立とは、たくましいなぁ。

アトリエ「ルイ・ヴィトン」.....。 アトリエ?
彼は芸術家なのかもしれない。
そういえばフランスでは、仕立て屋さんをクチュリエといって芸術家だった。

芸術品の静物画......「ブランド絵画」。
なんだかむしょうに、頑張って描きたくなってきました。
芸術品を、美術品に。
なんだか、むしょうに使命感を感じてしまった。

そして出来上がったが、こちらです。

ブランド絵画

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton):ミニスピーディとポシェット

意外にも好評で、今も書き続けているということです。


もし、興味のある方は、僕の絵画販売サイトへどうぞ。
ブランド絵画

ルノワール展

昨日、京都で行われているルノワール展に行ってきた。

『ルノワール+ルノワール展』という、印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールと、
彼の次男で映画史に名を残す、映画監督ジャン・ルノワールの2人に焦点を当てた
ちょっと斬新な企画でした。

ルノワール展

ルノワール:ピアノによる娘たち


行く前は、画家と映画の同時展って・・・とあまり期待してなかったけど、
いってびっくり。
画家の父の絵と映画監督の息子の映画の関連性にちょとびっくり。


映画監督のジャン・ルノワールの映画のシーンに、画家の父が描いたシーンと
重なる光景がよくあった。
もちろん、こじつけじゃないのか・・・と思ったりする場面もあったけど 笑

画家ルノワールは、人物、特に女性を本当に美しく描く。
人に対する愛情がとても深い画家だったに違いない。

当時の生活への不満や、憎しみなどは、彼の絵からは、到底考えられない。
画家=貧困というイメージは、彼には、感じられない。

また、画家ルノワールは身近な家族をよくモデルとして描いていた。
長男ピエールや三男クロードと同様、映画監督になった、
ジャンもその愛らしい姿が多くの作品に残されている。
その結果、絵画のような映画がたくさん作られている。

DVDとかあるようなら、近々買ってみようと思う。
モノクロ映画はあまり好きじゃないけど、気分転換に見てみよう。

もし、興味のあるかた、ぜひ行って見てください。
美術館でみる、映像の見せ方も面白かったですよ!

ピアノによる娘たち

ピアノによる娘たち


そんな感じで、僕の描いたルノワールはこちらです。
美術館で模写を購入するより格段お買い得ですよ〜。

梅雨入りですね。

先日のニュースで、関西が梅雨入りしたといっていました。
うっとしい季節の始まりですね。雨の音がなんだか憂鬱にさせる。

でも梅雨は、日本らしさだとも思う。

以前、英会話教室に通っていたときに、
イギリス女性の先生がゆっていたなぁ。

『日本は季節が6シーズンもあるだね』って。

春・夏・秋・冬に加え、梅雨ともうひとつは、何だろう。
あの時も疑問に思ったけど、英会話もたどたどしく、聞くことができなかったな。

あまりよく知らないのだけど、
先生のコメントから考えると、ロンドンやパリには、梅雨は、ないのだろう。

日本人なら、みんながあこがれる「花の都パリ」。
エッフェル塔や凱旋門に雨ばかり続く、梅雨は似合わない気もする。 

そう考えると日本の木造住宅と、紫陽花(あじさい)と梅雨。
しっくりなじむ。日本には、気候的には、もちろん、文化的にも梅雨は必要なんだろう。

そんな梅雨の時期になったら、ふっと思い出す、画家がいる。

ヨーロッパで、活躍した佐伯祐三 画伯。

彼はパリを描きまくった異邦人。
でも生きている間は、決して認められなかった天才。

佐伯祐三の絵には、「物静かな音楽」を感じる。
妙にワインと似合うオペラのテノールのような音楽。

でも、それは、雨音に似ている。

佐伯祐三: カフェのテラス(オテル・デュ・マルシュ)

佐伯祐三: カフェのテラス(オテル・デュ・マルシュ)

この梅雨の雨音も佐伯祐三の絵を描きながらなら、
憂鬱な、雨音にすら、芸術性を感じることができる。

この季節、音楽を聴きながら、雨音を聴きながら、
彼の傑作に目を楽しみたいと思います。

佐伯祐三の作品はこちら